富士通エフサスは7月29日、顧客の事業成長を支える、ライフサイクル型クラウドサービス「FUJITSU Managed Infrastructure Service マルチクラウド LCM サービス」を提供すると発表した。
同サービスは、パブリッククラウド、プライベートクラウドを適材適所で組み合わせ、スピーディな導入から稼働後の運用管理まで、ライフサイクル全般にわたり、包括的にサポートするもの。
複数/異種クラウドの運用状況の見える化を実現した「マルチクラウド統合ポータル」を活用することで、クラウド運用特有の管理工数・コストを最大40%削減できるという。
具体的に提供されるサービスは、事業課題抽出やアセスメントを行う「Multi Cloud Consulting」、クラウド全般やセキュリティの設計を行う「Multi Cloud Design」、移行に関する設計を行う「Multi Cloud Migration」、開発環境の申請から払い出しオペレーションまでをカバーする「Multi Cloud Deployment」、オンプレミス環境と複数クラウドの統合監視を行う「Multi Cloud Management」、運用のレポートと評価を行う「Multi Cloud Consulting」の6種類。
クラウドサービスの進化に対応すべく、同日時点で全国に約500名いるクラウドインテグレーション技術者を今年度中に1000名まで増やすとともに、マルチクラウド、ハイブリッドクラウド環境で稼働状況の実機検証を行う「マルチクラウド検証センター」を新設し、今後、全国の主要拠点に展開することも発表された。
また、プロダクト、サービスの購買/課金から、サービスの払い出しまで、同社がすべて行う「ワンストップ調達」を実現するため、顧客の調達業務に関する負荷を軽減する。