米エンバカデロ・テクノロジーズは7月28日(現地時間)、開発者向けログ取得ツール「CodeSite」およびWindows UIコンポーネント製品「Konopka Signature VCL Controls」の販売開始を発表した。
CodeSiteは、Delphi、C++BuilderのVCLおよびFireMonkeyアプリケーション、.NETアプリケーション向けのログ取得システム。CodeSiteを用いることで、ローカルおよびリモートで実行されているコード内部の実行状況をリアルタイムに確認でき、問題箇所を素早く把握できるようになる。CodeSiteのロギングクラスを用いれば、開発者は、コードを実行しているときの情報を収集し、ライブディスプレイまたはログファイルに送信できる。いずれの形態でも、ローカル実行とリモート実行が可能。Embarcadero RAD StudioやMicrosoft Visual Studioといった最新の統合開発環境との連携をサポートしている。
Konopka Signature VCL Controlsでは、Windowsアプリケーション向けに、最新のUIを素早く設計できる。200以上のWindows UIコントロールは、より直感的でビジュアル的にも美しくなるように設計されており、DelphiおよびC++Builder開発者は、すべてのWindowsアプリケーションのUX構築をシンプルで最先端のものに実現できる。VCLスタイルをフルサポートしており、容易に最新のWindows 10アプリケーションの外観に変更できる。UI設計時には、100以上のカスタムプロパティエディタにより作業を単純化し、より短時間でUIの構築が可能になる。
CodeSiteおよびKonopka Signature VCL Controlsの製品ライセンスを購入する際には、年間メンテナンス(アップデートサブスクリプション)を併せて購入する必要がある。無料のWindows 10 VCLスタイルは、RAD Studio XE8登録ユーザー向けダウンロードページから無料で入手可能。