ゾーホーコーポレーションは6月30日(米国時間)、プログラマーでなくてもモバイルやWeb上で簡単にフォームを作成し共有できる、直観的なクラウドアプリケーション「Zoho Forms(ゾーホーフォームズ)」を発表した。
同アプリでは、モバイル端末やWebブラウザから、ユーザー登録情報、注文受付、アンケート調査などの情報収集を可能にする。また、データはセキュアなクラウドサービス上に保存され、どのデバイスからも安全に利用できる。
モバイル利用に最適となるようにデザインされ、顧客から収集したデータを手元のモバイルデバイスから直接クラウドに保存することができるので、営業職やサービス業、配送業など、外出先で仕事をすることが多いモバイルワーカーにとって特に有用となる。
また、iOSとAndroidに対応し、オフラインでもフォーム作成やデータ収集を行えるため、倉庫、物流センター、インターネット環境が整っていない遠隔地などでも利用可能。フォームやデータは、デバイスがオンラインになったときに同期される。
プログラムの知識などは必要なく、フォームビルダーに入力フィールドをドラッグ&ドロップするだけでフォームを作成でき、また、フォームのデザインに自社のロゴやブランドイメージを反映するようなカスタマイズも容易。
フォーム登録完了後は、特定のルールに基づいて、特定のユーザーに対しタスクを割り当てたり、通知メールを送信するなどして、ビジネスプロセスを自動化できる。
さらに、メールマーケティングのソフトウェアや、Googleスプレッドシートのようなアプリケーション、Zoho CRMやZoho Supportのような顧客サービス用のアプリケーションにも対応しており、それらと密に連携することで、フロントエンドで使い勝手の良いツールとして利用できる。
利用金額は、1ユーザー最大3つのフォームまでは無料。有料プランは、$10/月・1ユーザーの「ベーシックプラン」、$25/月・10ユーザーの「スタンダードプラン」、$50/月・25ユーザーの「プロフェッショナルプラン」の3種類が用意されている。