ネオマーケティングはこのたび、直近1年間でオンライン決済を利用した、全国の20歳~59歳の男女400名を対象に「オンライン決済」をテーマにしたインターネットリサーチを実施し、その結果を公表している。

これによると、直近1年間でオンライン決済を利用した回数は、67%が「6回以上」と回答しており、多くの人がWeb上で買い物を行っていることが分かるほか、オンライン決済を行う際に使用頻度が高い端末は、「パソコン(81.8%)」が最も多い結果となった。

また、直近1年間に利用したオンライン決済の合計利用額は、「10万円以上(30.5%)」が最多に。オンライン決済の利用回数にて「6回以上」とした人が多いことから、一度に高額なものを買うのではなく、少額のものを定期的に購入している可能性があると同社は分析する。

「直近1年間に利用したオンライン決済の合計利用回数」に対する回答 (資料 : ネオマーケティング)

「直近1年間に利用したオンライン決済の合計利用額」に対する回答(単数回答) (資料 : ネオマーケティング)

オンライン決済で利用する方法としては、「クレジット決済(87.5%)」が最も多く、次いで「銀行ネット決済(ネットバンキング)(8.8%)」。その理由として、「手軽に出来るから(54.3%)」という意見が多くあがった。

「オンライン決済に利用する項目の使用頻度が高い理由」に対する回答(複数回答) (資料 : ネオマーケティング)

オンライン決済に不安を感じるかについては、全体では「とても感じる(13.0%)」「少し感じる(57.3%)」で、合わせて70.3%が不安を感じている。男女別では、男性が「とても感じる」「少し感じる」合わせて59.0%なのに対して、女性は合わせると81.5%となり、女性の方が不安に感じていることが分かった。

また、その不安点についての質問に対しては、全体では「個人情報が流出しないか(82.6%)」が最も多く、「不正請求されないか(75.1%)」がそれに続く。男女別で見ると、男性より女性の方が個人情報の流出について不安に思っていることがわかった。なお、オンライン決済に望ましい決済方法がなかったら場合、4人に1人は購入をやめると回答した。