本田技研工業(ホンダ)は7月21日、歩行のリハビリテーションを支援する「Honda歩行アシスト」のリース販売を、全国の病院やリハビリテーション施設に向け11月より開始すると発表した。
「Honda歩行アシスト」は医師および療法士の指導のもとで使用する歩行訓練機器。タブレット端末で使用者ごとの歩行の特徴や訓練状況を可視化できる計測機能を備えるほか、装着者の歩行パターンに合わせて歩行動作を誘導する「追従モード」、歩行パターンをもとに左右の脚の屈曲、伸展のタイミングが対称になるように誘導する「対称モード」、歩行中のスムーズな重心移動動作が回復できるよう繰り返しステップを誘導する「ステップモード」という3種類も訓練モードが設定可能となっている。重量は約2.7kg(バッテリー含む)で、1回の充電で約60分使用することができる。
リース価格は3年間のリース契約で月額4万5000円となっており、同社は初年度で450台の販売を計画している。