日本IBMは7月17日、ソーシャル・アナリティクス機能により利用者にとって重要な関係者や実行すべき作業を提案する同社のクラウド・メール環境「IBM Verse」(バース)において、iPad向けアプリケーションを提供開始した。
IBM Verseは、PC/iPhone/Android搭載スマートフォンなどのモバイル端末への対応に加えて、新たに提供開始したiPad向けアプリにより、タブレット端末でも利用できるようになったとのこと。 Eメール、カレンダー、オンライン・ストレージ、その他の企業向けソーシャル機能を統合し、1つの画面から簡単な操作で各種の機能を利用できるという。
新アプリは、ユーザーがその時に実行すべき業務や連絡すべき関係者を1つの画面で確認できる「ダッシュボード」が特長。 例えば、ユーザーにとって重要な人からのメールの通知や作業予定を一覧でき、メールの受信ボックスの中から仕事を探す時間を削減し、対応すべき仕事の見落としを防ぐとしている。
同アプリはApp Storeから導入でき、IBM Verseのライセンスを持つユーザーが利用できるとのこと。