米Googleが7月16日(現地時間)に発表した2015年第2四半期(2015年4月-6月)決算は、1株利益がアナリストの予想を上回った。CFOのRuth Porat氏によると、モバイル検索広告、YouTube、プログラマティック広告が好調だった。
6月期の売上高は177億2700万ドルで前年同期比11%増。Thomson Reutersがまとめたアナリストの予想平均は177億5000万ドルだった。会計原則 (GAAP) ベースの純利益は17%増の39億3100万ドル(1株利益: Class A・B 4.93ドル、Class C 6.43ドル)。非GAAPベースでは18%増の41億400万ドル(1株利益: 6.99ドル)。1株利益のアナリストの予想平均は6.70ドルだった。
広告収入は160億2300万ドルで前年同期比11%増。内訳はGoogle Webサイトからが124億200万ドル (13%増)。Googleネットワークと呼ばれるパートナーサイトからが36億2100万ドル (2%増)だった。ペイドクリック数が18%増加した一方で、クリック単価は11%下落した。Porat氏によると、YouTubeの視聴時間が前年同期比60%増を記録、これは過去2年で最大の伸びである。その他の事業の売上高は17億400万ドルで17%増。Google Playが好調だった一方で、ハードウエア事業が下落した。