Scala関西ユーザグループは8月1日、大阪・中央公会堂にてプログラミング言語「Scala」のカンファレンス「Scala関西 Summit 2015」を開催する。
Scalaは2003年に開発されたプログラミング言語で、TwitterやFoursquareなどで採用されたことにより注目を集めはじめている。JVM上で実行されるためJavaと同様のパフォーマンスを得ることができ、並行処理に適した言語仕様によりバグの温床になりやすい並行処理を安全に、かつ簡単に記述することができる。さらに、Javaで開発されたライブラリを利用することができるため、Javaコミュニティの膨大な資産を利用できる。また、オブジェクト指向言語と関数型言語の両方の特徴が統合されており、保守性の高いコードを簡潔に記述することができる。
今回のScala関西 Summit 2015では、関西に拠点を置く企業を中心にScalaを採用した実プロダクトの開発事例紹介や、OSS開発者による講演、初心者向けのハンズオンなどが行われる予定。カンファレンスおよび懇親会の参加申し込みは7月31日までとなっている。