タグチ工業は、同社がかねてより開発・制作していた次世代の重機型巨大ロボット「SUPER GUZZILLA(スーパーガジラ)」を、東京都・台場で開催されるフジテレビ夏の大型イベント「お台場夢大陸~ドリームメガナツマツリ~」内の「タグチ工業 スーパーガジラお台場基地」で披露することを発表した。同イベントの会期は7月18日~8月31日。入場料(1DAYパスポート)は一般:2,000円、小中学生:1,000円(前売りは一般:1,800円、小中学生:900円)。

重機型巨大ロボット「SUPER GUZZILLA」の実機

「GUZZILLA VR」のワンシーン

「SUPER GUZZILLA」は全長7m超、高さ約3.5m、横幅約3m、総重量約15トンの重機型巨大ロボット。両腕が自由に動き、中央のコックピットには実際に1名が搭乗することが可能となっている。

また、コックピット内では、バーチャルリアリティに特化したヘッドマウントディスプレイ「オキュラスリフト」を装着し、爆発寸前の汚染施設から脱出する360度の大迫力ストーリー「GUZZILLA VR」を体感できるという。シーンに応じてシートが動くのに加え、声優・細谷佳正が"司令長"となって搭乗者の指揮を執るなど、視覚・聴覚・体感による臨場感あふれる搭乗体験が味わえるという。ちなみに、VRの制作・コンテンツ企画はカヤックが手がけている。

なお、「SUPER GUZZILLA」はタグチ工業の建機用アタッチメント「GUZZILLA(ガジラ)」に関して、世界的なロボットデザイナー倉田光吾郎氏とのコラボレーションによって、さまざまなプロダクトを生み出していくプロジェクト「PROJECT GUZZILLA」の一環。同プロジェクトの第1弾として、「SUPER GUZZILLA」のパイロット養成プログラムが体験できるARアプリ「GUZZILLA AR」が2014年9月1日にリリースされた。それに続く第2弾となったのが、今回の「SUPER GUZZILLA」の実機制作および「GUZZILLA VR」体験の提供だ。今後は「SUPER GUZZILLA」が全国のイベントに参加することを計画しているということだ。