NTTナレッジ・スクウェア(ナレッジ・スクウェア)は7月13日、大規模公開オンライン講座(MOOC)サイト「gacco(ガッコ)」で、情報セキュリティ大学院大学による「情報セキュリティ初級」講座を10月に開講すると発表した。
同講座は、日本電信電話(NTT)のNTTセキュアプラットフォーム研究所が制作に協力しており、NTTグループの社内研修の教材としても活用することが予定されている。
講座は、5月に開講して1.1万人が受講登録した「情報セキュリティ『超』入門」(超入門)の続編(上位版)で、情報セキュリティを本格的に学ぶ最初のステップとして、暗号技術やシステム技術、組織マネジメント、法制度まで、幅広く基礎知識を学べる。
実社会で問題となるサイバー攻撃の事故事例を取り上げながら、情報セキュリティの基礎となる諸概念を整理した後、企業組織において重要な情報セキュリティのマネジメントに関する講義と、情報セキュリティを支える技術の講義を並行して展開していく。
「超入門」の受講者が理解できる内容とされているが、超入門未受講者であっても、超入門で使われた講義資料を参照して学習が可能だ。