日本オラクルは7月13日、既存顧客のクラウドへの移行を支援するため、IT資産の把握、最適化と有効活用を提案する専任組織「クラウド・カスタマー・コンシェルジェ」を発足したと発表した。
同社は、自社導入型業務アプリケーション製品の既存顧客に向け、クラウドへの移行を促すプログラムとして「Oracle Customer 2 Cloud」を2015年3月より展開しているが、多くの顧客がこのプログラムを活用しているという。
今後、クラウドへの移行支援へのニーズがより高まることを想定し、専任組織を発足した。
新組織の活動範囲は、アセスメント対象となるシステムの特定、現状のシステム基盤の整理とその問題点の整理、それらを踏まえたうえでのクラウドの活用を想定した新しいシステム全体像と移行計画の立案。これらの取り組みは無償で提供される。