業務向けITツールを開発するHOIPOIは7月13日、企業内の業務システムを超高速で開発可能なWebツール「TALON」を大幅に強化したバージョン3.0を販売開始したと発表した。

同ツールは、「本当に使える業務システムを超高速開発し、低コスト開発・保守を実現する」をコンセプトに作られたWeb開発ツールで、企業の情報システム担当者だけでなく、システムの専門知識がない利用者でも業務システム構築が可能。ソフトウェア開発企業のシステム開発用ツールとしての用途に加えて、業務パッケージをTALONで構築・販売することができる。また、データベースを自由に設計出来るため、どのようなデータベース構造であってもシステム構築が可能となっている。

「TALON」で構築された業務システム画面イメージ

今回のバージョンアップでは、これまでプログラミングが必要だった複雑なデータベース構造に対するシステム構築や、複雑なビジネスロジックをWebブラウザの設定のみで行えるようになるなど、多数の機能強化が行われた。また、業務パッケージの無償提供もスタート。すべてを自由にカスタマイズすることができる顧客管理システム「顧客管理パッケージ」から提供を開始するという。

提供価格は50万円(税別)からとなっている。