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7月6日(米国時間)、GoogleからMaterial Design Lite (MDL) 1.0.0の提供が始まった。Material Design LiteはGoogleが定めるデザインガイド「Material Design」に従ったページをデザインするためのフレームワーク。スクリーンサイズやデバイスの種類、入出力されるコンテンツの種類などに応じて扱いやすいデザインを提供することを目指している。依存関係が少なく手軽に使用を開始できること、サイズも小さく軽量であることといった特徴がある。
同様のフレームワークはすでにいくつも存在しているが、中でもTwitterが公開しているBootstrapを想定すると理解しやすいだろう。Material Design LiteはすでにGoogleが自社プロダクトで採用しており、Googleは今後オープンソースのエコシステムなども活用しながらMaterial Design Liteの開発を促進させたい狙いがあると見られる。
現在、インターネットコンテンツへのアクセスは大きなスクリーンを備えたデスクトップのみならず、画面の小さなスマートフォンやタブレットデバイスなどの比重が増えている。広告の効果やWebを経由したB2Cの活用にはこうしたデバイスへの対応が欠かせない状況になっている。Material Design Liteはそうしたさまざまなスクリーンサイズを考慮したWebページを作成する際に利用できる。