NECは7月9日、ファイルサーバ統合管理ソフトウェアの新製品「NEC Information Assessment System V3.2」の発売を開始すると発表した。

新製品は、アクセス権管理機能のデザインを刷新し、アクセス権設定の問題部分を一括表示するなど、ファイルサーバのアクセス権の設定状況を一元的に把握できるようになった。管理者が把握できないファイルや、無効なアクセス権が残っているファイル、誰でもアクセス可能なファイルなどの検出にも対応した。

これにより、アクセス権設定の不備による情報漏えいを未然に防ぎ、セキュリティ対策を強化する。

メニューの英語表示と英語OS上での動作に対応し、グローバル展開する企業の各国の拠点で利用可能になった。

「NIAS リソース管理オプション」を追加することで、アクセス権の申請・承認機能に対応。これにより、情報システム部門の負荷を軽減するとともに、利用部門の管理者に承認権限の委譲が可能になり、適正なアクセス権管理を実現する。

価格は、「NEC Information Assessment System V3.2」「NEC Information Assessment System リソース管理オプション」のいずれも50万円から(税別)となっている。

「NEC Information Assessment System V3.2」のアクセス権管理画面のイメージ