リクルートテクノロジーズは7月9日、ITエンジニア527名を対象に実施した「情報収集」に関するアンケートの結果を発表した。同調査は、2015年6月6日~6月15日に全国20~40代のITエンジニアを対象にインターネットリサーチで行われたもの。

同調査によると、「積極的に情報収集しているか」という質問に対しては45.6%が「積極的に行っている」と回答。年代ごとに「積極的に行っている」と回答した割合を比較したところ、20代が36.7%、30代が45.5%、40代が56.0%となり、40代が最も高い結果となっている。

「情報収集を行う頻度」については、「1日に3回以上」または「1日に1~2回程度」と回答した割合が全体の30.4%で、年齢ごとに比較すると、40代が42.7%で最も多く、最も少なかった20代の 20.9%と比較すると、2倍以上の結果となっている。年代が上がるほど、積極的かつ頻繁に、情報収集を行うITエンジニアが増えることがうかがえる。

情報収集を行う頻度について 資料:リクルートテクノロジーズ

さらに「週一回以上」情報収集を行っているITエンジニア404 名に対し、「情報収集を行うタイミング」を聞いたところ、「業務時間中」が1位で50.5%という結果。特に40代では65.5%が「業務時間中」と回答し、全体平均を15ポイント以上、上回っている。一方、20代は「帰宅後」と回答した割合が41.6%で1位、「昼休み」が38.7%で2位、「通勤中」が38.0%で3位と、オフの時間帯が上位を占める結果となっている。

情報収集を行うタイミングについて 資料:リクルートテクノロジーズ

また、「情報の入手経路」の1位は「専門ニュースメディア」で57.9%、2位は「専門書」で40.8%という結果になった。年代ごとの特徴を見ると、40代のうち67.6%が「専門ニュースメディア」と回答しており、専門ニュースメディアのほかにも、「メールマガジン」や「勉強会への参加」など、専門性が高いと思われる情報ソースを多く活用する傾向が見られた。

開発の知識や技術のトレンド情報を入手する経路について 資料:リクルートテクノロジーズ