シヤチハタは7月6日、創業90周年を迎えるにあたり、ビジネスの新たな柱として、どこでもオリジナルスタンプが作れる新サービス「OSMO(オスモ)」を2016年初頭より提供開始すると発表した。
「OSMO」は、短時間で浸透印スタンプを製造できる独自の印面加工技術を活用したスタンプシステム。直感的なタッチパネル操作で、その場で簡単にオリジナルスタンプを作製できる。印面加工は最長で約1分間。
スマートフォンなどの携帯端末と連動することで、端末内の写真をスタンプにすることが可能なほか、オリジナルデザインの枠やフォント、マークなどでデザインできるので、設置場所のニーズやターゲットに合わせてデザインが行える。
また、通信環境を利用して印面デザインをアップデートする仕組みを備えているため、設置側は印面の在庫を持たずに、季節やテーマに合わせたスタンプデザインを常に提供することが可能。
設置場所は、テーマパークや美術館、水族館・動物園やサービスエリアなど、生活シーンに密着したエリアを想定している。また、2020年の東京オリンピックも視野に入れ、多言語対応により外国人観光客の方などにもご利用いただけるプラットフォームを目指している。
印面サイズは、12mm丸~53mm×53mmの角型印まで全7種で、本体カラーは赤・青・黄・水色・ピンク・白の全6色となっている。インキも5色から選択できる。