SAPジャパンは7月2日、同社のパートナー5社(アイ・ピー・エス、TIS、日本IBM、NEC、富士通)より、ビジネススイートの最新版「SAP S/4HANA」に対応したERPテンプレートを提供開始すると発表した。
同社はパートナー21社と「SAP S/4HANAコンソーシアム」(旧称:SoH<Suite on HANA>コンソーシアム)」を結成し、最新情報の提供や定期的な会合を通して、SAP ERPのSAP S/4HANAへの対応を推進している。
今回、コンソーシアムに加入している5社から、SAP S/4HANAに対応したERPテンプレートの提供開始が決まった。
パートナー企業の多くは、以前からSAP ERPの事前定義済みテンプレートを提供しており、今回、これらのテンプレートをSAP HANAのプラットフォーム上で動作させるとともに、インメモリに最適化された会計・財務ソリューション「SAP Simple Finance」、リアルタイム分析を提供する「SAP HANA Live」を実装している。
また、SAP Fiori UXの採用によって、デスクトップPC、タブレット、スマートフォンなど複数のデバイスに対応したインタフェースを提供する。