キーエンスはこのほど、バーコードの規格やバーコードリーダーの基本原理に関する知識を基礎から学べるWebサイト「バーコード講座」を公開した。

バーコードは流通・工業規格でその詳細が定められており、その規格に基づいたバーコードリーダーを使用して読み取りを行う。しかし、物流や製造現場においてバーコードの読み取りがうまくいかない・誤読が発生するといった事例は多く、そのほとんどは基本原理の理解不足による誤った設定・設計に起因している。

「バーコード講座」はこうした問題の解決のヒントとなるよう開設されたWebサイト。「バーコードのしくみ」や「バーコードの種類」「バーコードリーダーの原理」などについて初心者でもわかるような解説が加えられている(一部のコンテンツは近日公開予定)。また、近年普及しているQRコードなどの「2次元コード」についても最新情報や規格の解説が掲載されており、同社が長年にわたりバーコードに関する相談を受けてきた経験から得た、バーコードに関わる担当者にとって必要な情報が掲載されているという。

同社は「バーコードの規格や原理を知っていただくことで、お客様のバーコードリーダーの活用の幅を広げ、ものづくりへの貢献をしていきたい」とコメントしている。

「バーコード講座」