ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は7月1日、3次元切削加工機「monoFab SRM-20」が同日よりCAMソフトウェア「SRP Player」に対応したと発表した。

SRP Playerは、同社の3次元切削加工機の上位機種「MODELA MDX-40A」、「MODELA PRO 2 MDX-540/540S」に標準付属しているCAMソフトウェア。同ソフトウェアは「使いやすさ」がコンセプトとなっており、画面の指示に従って必要な情報を入力していくだけで、3D CADデータの取り込みから切削条件の設定、ツールパスデータの生成まで行うことができる。

従来SRM-20で使用されていた「MODELA Player4」と比べると、より高速でツールパスを生成することができるとともに、両面加工時のサポート生成機能や、加工前に細かい部分まで仕上がりイメージを確認できるシミュレーション機能などを備え、成果物をより高精度にかつ短時間で制作することができるという。

SRP Playerは、7月1日よりユーザー支援ソフトウェア「Roland OnSupport」からダウンロードが可能となっており、現在SRM-20を使っている場合、無料でSRP Playerを使用することができる。

SRP Playerの操作画面

monoFab SRM-20