パナソニック コンシューマーマーケティングは、同社が運営するパナソニック ストア法人サイトで、スポーツデータクラウドサービスの提供を7月中旬より開始すると発表した。
このサービスは、スポーツ中のバイタルデータをクラウドで管理し、トレーニング効果の確認やコンディショニングに向けたプラン作成の分析に活用できるスポーツチーム向けトレーニング支援ツール。
選手が行うトレーニングや練習、練習試合時のバイタルデータを取得・蓄積し、練習メニュー別に負荷やトレーニング効果の確認が行え、継続してデータを管理できるスポーツデータクラウドサービスを提供する。
サービスは開始当初は、心拍数、ステップ数、3軸加速度センサーを活用したデータ(ジャンプ回数等)、呼吸数、表皮体温のデータ蓄積とグラフによる可視化を行う。
バイタルコネクト社センサーモジュール(民生版) |
これらは、練習メニューと共にグラフ表示が行えるため、どの練習で選手に負荷が掛かっているか、かかっていないのかなどを心拍数、ステップ数などと比較して確認できるという。
また、心拍数グラフにおいては選手個別の最大心拍数に応じて閾値を設定することができる。
サービス利用料は、10選手利用の場合で年額216,000円~。測定に使用するウェアラブル機器やセンサーモジュール5個パックは178,600円~(いずれも税別)。
今後はさらに管理できる項目を追加し、取得したデータの解析や分析をクラウド上で行うサービスを充実させるとともに、チームをまたいだ選手の管理、ジュニアエリートの育成データ記録など、継続的なデータ蓄積により、選手・チームのパフォーマンス向上に活用できるデータサービスへと進化させていくという。