日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月30日、企業のITとビジネス部門向けに最新のハイブリッドテクノロジー・ソリューションとシステム運用をフル活用するための新たなサービス4種を発表した。
1つ目のサービス「New Style of Business Transformation Workshops」は、変革期の重要かつ複雑な諸問題の克服をサポートするワークショップ。 同サービスには、「Hybrid Infrastructure Transformation Workshop」 「Protect your Digital Enterprise Transformation Workshop」「Data-Driven Organization Transformation Workshop」「Workshop and Mobility Transformation Workshop」という4つのコースがある。同社のシニアコンサルタントによる1日ワークショップでは、変革に際して直面すると思われる重要かつ複雑な問題の解決を支援する。
2つ目のサービス「HP Software-Defined Infrastructure (SDI) Accelerator Solutions」は、ソフトウェア定義インフラストラクチャ(Software-Defined Infrastructure:SDI)の全面的な導入に先立ち、社内のIT環境内でのパイロット移行を希望するユーザーを対象としている。同サービスで提供する定義済みながらカスタマイズ可能な6種類のアクセラレータソリューションは、同社のソフトウェア定義インフラストラクチャレファレンスに基づき、数週間で実装可能。
加えて、カスタマイズ型のサポートサービス「HPデータセンターケア」のオプション「HP フレキシブルキャパシティ」の従量課金モデルに、HPソフトウェア部門のSaaS製品が追加された。
これにより、サービスデスク、プロジェクトポートフォリオ管理、パフォーマンスモニタリング、アプリケーションテスティングなどの機能を月単位で購入し、サービス範囲をその他のITインフラまで拡大することが可能となる。
4つ目のサービスは「HP データセンターケア オペレーションサポートサービス」で、顧客はHPオペレーションセンターのツール、人材、プロセスを利用して、ITインフラの管理や運用が行える。同サービスには、同社および指定ベンダーのサーバ、ストレージ、ネットワーキング、ハイパーバイザー、バックアップ/リストア、セキュリティ要件に対する365日24時間体制のリモート監視サービスと運用サービスが含まれる。