Netcraft - Internet Research, Anti-Phishing and PCI Security Services |
インターネットサービス企業のNetcraftは6月25日(英国時間)、「June 2015 Web Server Survey|Netcraft」において6月のWebサーバ調査結果を報告した。6月はWebサイトベースで520万サイトの増加、サーバベースで65,000台の追加で、調査対象となったサイト数は合計863,105,652サイト、検知できるサーバ(web-facing computers)の数は5,346,650となった。
6月はホスト名ベースで660万サイトの増加となったMicrosoft IISが最も大きくシェアを増やした。ただし、検知できるサーバ(web-facing computers)の数の増加は11,700にとどまっている。検知できるサーバ(web-facing computers)の数の増加という点では、24,800増やしたApacheが1位で、これに22,800増やしたnginxが続いている。Microsoft IIS、Apache、nginxの合計で検知できるサーバ(web-facing computers)の88%を占めており、この3つのWebサーバが支配的なポジションにあることがわかる。
中でも、nginxは強い成長傾向を維持しており、下落傾向が見られるApacheおよびMicrosoft IISとは対照的な位置づけにある。アクセスが頻繁に発生しているサイトほどnginxを採用する傾向が続いており、この傾向は今後も継続することば見込まれる。