あすなろ舎は、「コップのフチ子」と各地の観光地の顔ハメ看板がセットになった、新タイプのフィギア、地域限定「ご当地フチ子 顔ハメのフチ子」(全55種)を発売する。販売開始は7月下旬~(地域により異なる)。価格は各650円(税別)。
地域限定「ご当地フチ子 顔ハメのフチ子」は、マンガ家や映像作家などとして活躍中のタナカカツキ氏と奇譚クラブが共同開発した、コップの"フチ"で遊べる人気カプセルトイ「コップのフチ子」と、観光地などで見かける「顔ハメ看板」がセットになった新しいタイプのフィギュア。顔ハメ看板の"穴"からフチ子がぶら下がる形で顔をのぞかせる、ユニークな商品となっている。
また、発売種類は6月現在で、北海道(ラベンダー、函館、小樽、札幌、登別、阿寒湖、摩周湖)、東北(会津若松)、関東(日光、原宿、台場、浅草、秋葉原、羽田、横浜、厚木、海老名、箱根、鎌倉、草津、高崎、富岡製糸場)、信越(信州、真田幸村、富士山、山梨)、東海(伊豆、熱海、三保の松原、駿河湾、浜名湖、静岡茶娘)、近畿(通天閣、大阪城、大阪のおばちゃん、京都)、北陸(兼六園)、中国(出雲大社、山陰、山口、広島、岡山)、九州(博多、大分、桜島、佐賀、熊本城、宮崎)、沖縄(シーサー)などの55種類が予定されているが、今後ほかの地域の発売も予定されているということだ。フチ子のカラーは各地域によって異なり、北海道が紫、東北がミントグリーン、関東がピンク、信越が黄緑、東海がエメラルドグリーン、近畿が黄、北陸が白、中国・四国がオレンジ、九州が赤、沖縄が水色となっている。
なお、顔ハメ看板のデザインを手がけたのは、顔ハメ絵師&イラストレーターであるタバタ画房(TABATA GABO)三代目。祖父と父の描いていた映画看板や銭湯ペンキ絵、観光地の顔ハメ看板を見ながら育った同氏は、顔ハメ絵師という肩書きとは裏腹に「2011年似顔絵世界大会優勝」という経歴も持ち、ユーモラスなイラストも得意としているという。
(c)タナカカツキ/KITAN CLUB