ユーザーローカルは6月22日、「ネットニュース記事の配信時刻とソーシャルメディアの反響調査」の分析結果を発表した。

同調査は、メディア向け記事分析ツールMedia Insightを利用し、記事が配信された時間帯ごとにTwitterやFacebookでどれだけ拡散されたかを調査したもの。

これによると、時間帯別の配信記事本数では、ランチ前や17時頃が多いことが明らかとなった。

記事が配信された時刻を調査 (期間は2015年3月1日~5月31日) 資料 : ユーザーローカル

次いで、SNSで広く拡散された記事の配信時刻を調査すると、配信本数が多いランチタイムの記事は拡散されにくいとの結果に。

一方、拡散されやすい記事の配信時間として、Twitterが朝5時台、Facebookが14時~16時頃に配信された記事において、シェアや反応が起こりやすい傾向があることが分かった。

また、媒体のジャンルにより反響しやすい時間帯に変化があるかについて、女性向け媒体では、夕方以降に配信すると反響が大きいことが判明。19時に配信された記事では、Facebookにおける1記事あたりの拡散数が約2.5倍以上となったという。

なお、ビジネス媒体では早朝5時台の配信記事が拡散されやすい結果に。新聞社が運営するサイトの記事は、早朝4時台に配信したものが比較的拡散されやすいということが明らかとなった。

媒体ジャンルごとの調査 資料 : ユーザーローカル