KDDIは6月22日、7月4日より富士山頂で4G LTEサービスを提供すると発表した。
KDDIは従来より、ユーザーが安心かつ安全に登山が楽しめるよう、スマートフォン・携帯電話の利用が多く見込まれる富士山の開山時期に合わせ、富士山頂における通信エリアの拡充を行っている。
登山口・登山道については、一年を通じて4G LTE通信を利用できる。また、山小屋や休憩所など建物内については、所有者の協力のもと、中継装置を設置して、エリア品質の拡充を行うという。
利用可能な場所は、「富士山頂」「吉田口ルート(山小屋・登山口・登山道)」「富士宮口ルート(山小屋・登山口・登山道)」「須走口ルート(山小屋・登山口・登山道)」「御殿場口ルート(山小屋・登山口・登山道)」。電波の状況によっては、利用できる通信が3Gに限定されるか、通信そのものが利用できなくなる場合がある。また、富士山頂の山梨県側については7月上旬のエリア化を予定している。なお、お鉢巡りルートにおいては、一部利用できない場所もある。
エリア化実施期間は、7月4日~9月上旬。山頂・山小屋の実施期間については山開き期間中となるが、気象状況により変動する場合もある。