米Facebookは6月18日(現地時間)、広告マネージャとパワーエディタの新バージョンをリリースしたと発表した。

新バージョンは、シンプルになったレイアウトと様々な機能により、広告の作成や最適化、成果確認が簡単になり、より効率的にFacebook広告が利用できるようになった。

新しくなった広告マネージャ画面

新しい広告マネージャでは、これまで通り広告の作成、編集、分析が行えるだけでなく、画面レイアウトの最適化によって広告を作成、編集しながら広告のパフォーマンスを確認できる。

「広告を管理」セクションでは、過去1週間の消化金額を表示。さらに、キャンペーン、広告セット、広告をクリックするとページ中央にグラフが表示され、パフォーマンスやオーディエンス、配置の結果を確認できる。表示するパフォーマンスデータは、期間や広告の目的や指標などのカスタムオプションでフィルタが可能で、一定期間毎にレポートを自動的に保存、送信できる。

さらに、複数広告を同時に作成、編集できるようにもなり、作業時間を大きく短縮した。複数の広告のターゲットや予算を一括編集できるだけでなく、既存の広告や広告セット、キャンペーンの複製も簡単だという。

パワーエディタは、多数の広告を一度に作成、管理できるように設計されたツール。今回の新バージョンでは、作業スペースの拡大、レイアウトの見直し、そして詳細検索と一括編集機能の改善によって、広告の作成、検索、編集がより簡単になった。

レイアウトには編集エリアが追加され、広告の編集やキャンペーン情報の確認などの作業がしやすなり、また、複数広告を同時に選択できるので、広告や広告セット、キャンペーンをよりスピーディーに編集可能になる。

さらに、広告やキャンペーンなどを、名前やIDで検索したり、配信ステータスなどによってフィルタできる。その他に、「最近編集済み」および「最近アップロード済み」フィルタを追加し、最近作業したアイテムへのアクセスがスムーズになった。