JR西日本は6月18日、2017年春に運行開始を予定している寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」の運行ルートを発表した。コースは1泊2日の山陽コース(上り・下り)、山陰コース(上り・下り)、2泊3日の山陽・山陰コース(周遊)となっている。
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は今年3月に引退した「トワイライトエクスプレス」を引き継ぐ寝台列車。瑞風では、山陽・山陰エリアの世界遺産に登録されている景勝地や国立公園や世界ジオパークに認定されている自然など、国内外で高い評価を受けている日本の原風景や美しい自然を車窓と立ち寄り観光で楽しむことができる。
WILIGHT EXPRESS 瑞風の旅では、1日1回、沿線の途中駅に立ち寄り、沿線の歴史・文化や美しい景色を楽しめる。例えば、岡山後楽園では、一般非公開である延養亭(えんようてい)から、藩主になった気分で庭園を眺めることが可能。
山陽コース(下り)は、京都駅・大阪駅を出発し、途中、倉敷駅、岩国駅で立ち寄り観光を行い、終点の下関に向かう。山陽コース(上り)は、下関駅を出発し、途中、宮島口駅、尾道駅で立ち寄り観光を行い、大阪駅・京都駅に向かう。
山陰コース(下りは)、京都駅・大阪駅を出発し、途中、城崎温泉駅、東萩駅で立ち寄り観光を行い、終点の下関に向かう。山陽コース(上り)は、下関駅を出発し、途中、出雲市駅、鳥取駅で立ち寄り観光を行い、大阪駅・京都駅に向かう。
山陽・山陰コース(周遊)は、京都駅・大阪駅を出発し、途中、岡山駅、宍道駅・松江駅、東浜駅で立ち寄り観光を行い、京都駅に向かう。