あらた監査法人、京都監査法人、プライスウォーターハウスクーパース、税理士法人プライスウォーターハウスクーパースなどで構成されるPwC Japanは6月16日、2014年10月にPwCが米国で発表したGoogleとのジョイントビジネスについて、国内企業へのサービス提供を開始すると発表した。

今回の協業では、PwC Japanが提供するデータ分析やセキュリティ対策および業務改革などの支援ノウハウと、Googleによる高速・最新のクラウドサービスを組み合わせ、業務のあり方を変革しようとする企業に対し、課題の抽出から業務の変革・定着までを一貫してPwC Japanがサポートする。

具体的には、次の3つの領域で、新たなサービスを提供する。

1つ目のサービスは、PwC Japanのビジネスに関する知見とGoogle Appsを組み合わせ、「ワークスタイル変革」を志向する企業を支援するもの。

2つ目のサービスは、PwC Japanの分析能力とGoogle Cloud Platformを合わせて用いるもので、事業の改革や最適化を進め、顧客との結び付きを深め、カスタマー・エクスペリエンスをより改善する。

3つ目のサービスは、自らがイノベーションの旗手となるべく事業の新開発を模索する企業に対し、両社が経営判断の後押しとなる適切なツールと知見により、確かな指針を提供するもの。

PwC Japanは今後3年間で、Google関連事業の人員を50名に拡充し、売上15億円を目指す。