クラウディアンは6月17日、「第5回Japan-US Innovation Award」において、日本発で高い革新性を持つ事業初期段階の企業や組織団体を選出する「2015 Innovation ShowCase」の1社に選ばれたと発表した。
Japan-US Innovation Awardプログラムは、Japan Society of Northern California とStanford University US-Asia Technology Management Centerが2011年から運営している。 同プログラムでは今年度が初となるInnovation ShowCaseとして、革新性、チームの質、成功の見込み、シリコンバレー/米国事業との関連性、米国市場における認知度を評価の基準とし、同社を含む日本発のベンチャー企業5社を選出した。
なお、第5回Japan-US Innovation Awardは7月10日(米国時間)に米スタンフォード大学にて開催予定だ。
同社は2001年に日本で前身企業を設立、2011年に現社名となり米シリコンバレーに事業会社を設立した。2014年には日米の事業会社を傘下とする持株会社を米国に設立、欧米の拠点を拡張したという。
同社の主力製品であるソフトウェア・デファインドのスケール・アウト型オブジェクト・ストレージ製品「CLOUDIAN HyperStore」は、国内外数10社の大手クラウド・サービス事業者やエンタープライズ企業が採用したといい、その例として、ニフティの「ニフティクラウドストレージ」、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(NTT Com)の「Biz ホスティング Cloudn Object Storage」、東日本電信電話(NTT東日本)の「フレッツ・あずけ~る」を挙げている。