マップアール・テクノロジーズは、MapR ディストリビューションに含まれる「Apache Drill(アパッチ・ドリル) 1.0」の正式な提供を、6月11日より開始した。

「Apache Drill」は、事前のスキーマ定義を必要とせず、セルフサービスで利用可能なSQL分析機能を提供し、新旧を問わずあらゆるデータソースに対応する。

データソースには、センサーやWebサイトのクリックストリーム、その他の半構造化データなどが含まれ、主要なビジネスインテリジェンス (BI) ツールやデータ可視化ツールに対応する。

マルチテナントのデータレイクやエンタープライズデータハブに必要となる、きめ細かな設定が可能なセキュリティ機能やガバナンス機能を備え、Hadoopの規模に信頼性とパフォーマンスをもたらす。

このような特徴を有する「Apache Drill」を活用することで、ユーザーは複雑なJSON形式などを含む幅広いデータタイプをIT部門に頼ることなく、自力で準備、検索できるようになる。