日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア(日立INSソフトウェア)は6月12日、日本能率協会コンサルティングが日立INSソフトウェアを通じて、Qlik Technologies(クリックテック)の開発・販売する連想型インメモリBIプラットフォームである「QlikView」を導入したと発表した。
同製品は、ユーザー自身の発想や疑問に基づいて分析を行うセルフサービス型BI。クリックテックが自社開発したインメモリ技術・連想技術により、ユーザー自身の自由な発想に基づく柔軟な分析を実現できるとしている。
日本能率協会コンサルティングは近年、IT化による業務の複雑化や市場の変化にともない顧客の持つ情報量が膨大化し、データ分析の高度化や効率化が急務になっていたという。 その課題を解決する分析プラットフォームとして、日立INSソフトウェアが販売する同製品の導入を決定した。
同製品は特定の分析手法・技術に従った結果抽出に加えて、個人の仮説・検証に基づく自発的な分析を促すことが可能であり、特に調達分野のコンサルティングにおいては、顧客のデータを分析し評価・検討する際に活用しているという。
また、評価したデータについて顧客から理解を得るためには分析データのビジュアル化に一定の価値があると考えており、スピーディにデータのビジュアライズおよびプレゼンテーションが行える点でも評価しているという。