Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center |
JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center、JPCERT/CC)は6月10日、「2015年6月 Microsoft セキュリティ情報 (緊急 2件含) に関する注意喚起」においてと、Microsoftから公開された2015年6月のセキュリティアップデートには深刻度が「緊急」とされる脆弱性への修正が2件含まれていることから、至急アップデートを適用するように呼びかけた。
深刻度が緊急とされている脆弱性は次のとおり。
- MS15-056 - Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3058515)
- MS15-057 - Windows Media Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3033890)
これらの脆弱性を悪用されると、遠隔から攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があり注意が必要。Microsoft UpdateやWindows Updateなどを通じて最新版へアップグレードすることが推奨される。