セガゲームス セガネットワークス カンパニーは6月9日、スマートデバイス向けアプリのマーケティング支援ツール「Noah Pass(ノア・パス)」上での広告事業を2015年8月より順次展開すると発表した。
同ツールは、ゲーム画面上にバナー広告を表示し合うことにより、ゲームアプリ間で相互に送客・集客することが主な機能で、100社が提供する462のゲームアプリが参加し、2015年5月末時点で累計約1億200万人が利用している。同ツールを利用する広告事業パートナー企業は、アドウェイズ、サイバーエージェント、CyberZ、GMOコマース、メタップス、Tapjoyの6社。
8月より開始となる広告事業は、約1億200万のNoah Passユーザーに向けてゲーム以外の業種の商品・サービスを訴求することを目的としており、販売されるメニューは、Noah Passに参加している各ゲーム画面上に表示されるバナー広告と、来店連動型広告(O2O広告)の2種類。
同社は、販売開始後約1年間で広告流通規模100億円への成長を見込んでおり、収益は広告掲載面を提供するNoah Pass参加アプリの運営会社間で分配するという。