メディバンは、同社の無料マンガ制作ソフト「クラウドアルパカ」をアップデートし、ショートカットキーのカスタマイズ機能、およびパレット・ブラシの同期機能を新たに追加した。

「クラウドアルパカ」最新版。ショートカット設定画面(左)とパレット・ブラシの同期イメージ(右)

「クラウドアルパカ」は、誰でも簡単にイラストやマンガが描けるクラウド型のマンガ制作ソフト。コマ割り・トーン貼りなど、マンガ制作に必要な機能をすべて無料で使用できるのが特徴で、2014年11月末のリリースからわずか半年で16万ダウンロードを突破するなど、多くのクリエイターから注目されている。

今回のアップデートでは、ショートカットキーのカスタマイズ機能を実装。本ソフト独自のショートカットキーを自由にカスタマイズできるため、他ソフトの入力環境に慣れたユーザーも移行が容易となった。さらに、同ソフトのAndroid版が2015年6月中旬にリリース予定となっているが、これに先駆けてソフト内のパレット・ブラシを同一アカウント内で同期に対応。これにより、自分好みの制作環境がスマートフォン、タブレット、他のPCなどマルチデバイスで再現できるという。なお、本ソフトはAndroid版のリリースにあわせて、さらなるアップデートが予定されているとのこと。