Crevoは6月3日、動画制作を検討する企業 約300社を対象に「動画を用いた販促プロモーション計画」に関する調査を行い、その結果を公表した。

これによると、約6割の企業が過去にプロモーション等のために動画を制作しており、そのうち約半数が「動画広告」の配信まで行った経験があることが明らかとなった。

今後、動画を用いたプロモーションのノウハウが各社に蓄積されていくことで、マーケティング戦略における動画の活用がますます重要な位置づけになっていくのではと、同社は考察する。

過去に動画プロモーションに取り組んだ経験に関する回答 資料:Crevo

また、動画を活用したプロモーションに携わる部門としては、マーケティングやPR部門という回答が7割。意外なことに営業等の事業系部門が約3割を占めた。

同社は、従来のような広告・宣伝にとどまらず、さまざまな場面で動画の活用が期待されていることが分かる結果となったと分析する。

その一方で、動画マーケティングにかけられる予算は100万円未満が7割で、まだ本格的な予算確保には至っていないようだ。

動画制作検討中の部門の回答(左)/動画マーケティング予算の回答(右) 資料:Crevo

なお、同調査は、2015年3月30日~4月10日の間、Crevoサービスの提供開始1周年を記念して実施した無料制作キャンペーンに応募のあった全国の企業を対象とし、サンプル数は304社となる。