TKCは6月4日、商事法務との提携関係を強化し、「NBL(NewBusinessLaw)Web」「資料版商事法務Web」を8月1日より提供を開始すると発表した。

今後は、法律実務家、特にビジネスローを専門とする弁護士や企業法務関係者など多くの利用者から要望が寄せられていたという商事法務発行の「NBL」「資料版商事法務」をTKCローライブラリーのオプションシステムとしてWeb版で提供される。

法律実務家のメリットとして、次の4つの情報をタイムリーに入手することが可能になるとしている。

  • ビジネス関連の立法動向と実務への影響や、所管官庁担当官による解説と実務対応
  • 世界やアジア地域で行われる国際取引に関する最新の法制度や問題
  • 株主総会概況、付議議案の記載内容、招集通知の外観・記載、計算書類・監査報告書などを分析、参考事例
  • 毎年6月の総会を分析し、総会における質問内容、役員に対するストックオプション報酬議案などの最新動向を押さえた分析

また、ビジネスロー分野のコンテンツが拡充されたことで、TKCローライブラリーに搭載されるコンテンツ間での連携機能により、利用者が必要とする企業の事業活動に関わる法規などの関連情報をいつでも、どこでも、スピーディーに取り出すことが可能だという。

「NBL Web」の利用料金は1ID月額3,400円(税別)、「資料版商事法務Web」の利用料金は1ID月額5,200円(税別)となっている。