NTTナレッジ・スクウェアは6月2日、NTTドコモと共同で推進する、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の大規模公開オンライン講座(MOOC)提供サイト「gacco(ガッコ)」で、8月26日(予定)から、明治大学専門職大学院による「会計プロフェッショナル入門」の開講を決定し同日より募集を開始した。
MOOC(Massive Open Online Courses)はWeb上で誰でも無料で参加可能な大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心に主要大学などで公開され、世界中から2,000万人以上が受講している。
「会計プロフェッショナル入門」の第一の目標は、企業会計に関する基本的な知識の修得としている。まず日本の企業会計制度の概要を明らかにし、公開された財務諸表の見方やその作成に際して準拠すべき会計基準の特徴の理解を促す。それに続いて、財務諸表の構成や基本的な処理を検討した上で、現代の企業会計において喫緊の課題とされる時価評価の可否や会計基準の国際化について議論する。さらに、経営管理目的の会計や公会計のあり方にもアプローチし、会計の多面的な側面を俯瞰しながら掘り下げる予定となっている。
なお、同講座では、オンライン学習の内容をもとに対面で発展的な講義・演習を行う「対面学習コース」を明治大学駿河台キャンパスで有料で実施。
明治大学専門職大学院の梅原秀継教授ら5名が担当講師を務める。