セルフィー用SNS「グールック セルフィー(GooLook Selfie)」を提供するviv Limited.は、ユーザーの好みの顔写真を使用したインターネット広告「顔アド」を6月8日より発売開始すると発表した。

「顔アド」は、RTB(Real Time Bidding)市場がターゲットのインターネット広告。同社のセルフィーSNS「グールック セルフィー」のユーザー情報を参考に設計した「顔」特化型DMP「GooLook Face Platform」で、ユーザーのcookie情報から好みの顔を分析し、RTBでクリエイティブに反映する。

「顔アド」広告の例

同サービスは、好みの顔パターンがどの顔写真なのかを解析する「顔データマイニング」と、最もコンバージョンをあげる表情を解析する「表情解析」技術が搭載されたプラットフォームで、Webサイトを訪問したユーザーに効果的な訴求力の高い顔写真を広告に取組み、バナー広告などで幅広いユーザーへ表示する。

表情解析は、人が抱いている感情を解析する「感情解析」と写真のユーザーの人種・年齢・性別といった基本属性を解析する「属性解析」、そして顔のパターンを解析する「顔パターン解析」の3つの機能で構成されている。

表情解析テクノロジー

今回のサービスに伴い、月間180億インプレッションの広告を提供するウィリルモバイとのアライアンスで、DSP「Adlnte」にて実証実験を実施。同社によると、従来のバナー広告に比べ1.5~3倍のコンバージョンを実現したという。