警視庁は6月2日、サイバー犯罪対策課で、ロジテック製無線LANルータ3製品のファームウェアの脆弱性を突いた攻撃を確認したとして、該当商品を使っている場合は、ファームウェアを更新するよう呼びかけた。
今回、攻撃が確認された無線LANルータは以下の3製品のうち、シリアルナンバー(製造番号)の末尾が「B」で、ファームウェアのバージョンが「2.71」のもの。
- LAN-W300N/R
- LAN-W300N/RS
- LAN-W300N/RU2
左から、LAN-W300N/R、LAN-W300N/RS、LAN-W300N/RU2 |
ロジテックによると、本体側面のカバーを外すと、シールに型番とシリアルナンバーが記載されているという。ファームウェアの更新方法については、ロジテックのWebサイトで紹介されているので、警視庁もそれを確認することを勧めている。
さらに、個人を特定するためにとても重要な情報であるIDとパスワードについて、悪用される危険を回避するため、定期的に変更するよう、呼びかけている。