日本マイクロソフトは6月1日、Windows 10の無償アップグレードを7月29日に開始すると発表した。
Windows 10は1月の時点で今年後半の提供を予定していたが、後半に入った直後のタイミングでの早期リリースとなった。同OSでは、音声アシスタント「コルタナ(リリース時に日本語版は提供されず)」の搭載やスマートフォンなどとの同一プラットフォーム化が図られている。
今回の発表は、Windows 7、Windows 8/8.1ユーザーに向けてのもので、その他デバイス向けや出荷時にプリインストールされるPCについては提供時期が依然として「今年後半」(リリースより)となっている。
なお、マイクロソフトでは同日より全世界のWindows 7/8/8.1 PCへの通知を始めた。通知エリアのWindowsアイコンをクリックすると、バナー広告のようなウィンドウが飛び出し、"アップグレードの予約"が可能になる。
ダウンロードには3GBの空き容量が必要になる旨が記載されているほか、8で一時的になくなったことでユーザーより不評を買った「スタートメニューの復活」についても、大きく告知されている。
アップグレードを予約するとメールの登録が求められるものの、確認のスキップも可能。恐らく、ダウンロードがアベイラブルになった時点で、通知メールが送られるようになっているものと思われる。
なお、Windows 10は7つのエディションが提供される予定だ。