ゴールデンウイークが終わると5月病。なんとなく気分が冴えず、休んでもリフレッシュできないなどの悩みを抱えやすい時期だ。長時間のルーチンワークに追われる日々だが、「仕事だから」と一言で諦めるのはもったいない。そんな状況を変える方法はある。
The Museの記事「ストレスを退治して自分が好きな仕事をする(原題:The 6-Step Plan That Will Banish Stress and Let You Do the Work You Love)」を紹介しよう。
週平均で50時間労働が珍しくない日本、なんとなく疲れているのも無理はない。残業代ゼロ制度が状況を改善してくれると期待するよりも、今からできることを始めてみよう。
自分がやっていることを見直す
昨日1日を振り返って、自分がどんな仕事にどのぐらいの時間をかけているのかを書き出してみよう。
おそらくルーチンばかりである個々の作業が本当に必要なのか、やりたいことなのか、やらずに済むものではないのかをよく考えてみよう。無駄な作業だが自分は判断する立場にないという場合、ミーティングで提案するか、上司や同僚に相談してみよう。
その際に、単に「無駄な作業だ」「やりたくない」という理由で提起することはNG。企業やチームにとって、もっと重要な作業に時間を割くという提案も合わせて行いたい。あるいは、分担する方法を探るのも良いだろう。
やりたいこと、やらなければならないこと
1日の作業時間で、"やらなければならないこと"と"やりたいこと"のバランスをとるようにしよう。
"やりたくないこと"には、本当にやりたくないこともあれば、やりたいことに近づくために必要なことがあるケースもある。例えば、「プレゼン資料作成が嫌」といって、良いアイディアを提案しないのはもったいない。ここは長期的目標に基づいて、やりたいことのために黙々と作業をこなすしかない。
自分の得意(と不得意)を理解しておく
自分が得意とすることを書き出し、最初に振り返った1日の過ごし方と対比させてみよう。得意とすることに全く時間が割けない状況であるならば、そのルーチンを変える必要がある。
転職を考えていない場合でも、自分の得意分野と不得意分野を理解しておくことは大切だ。仕事の分担の際に役に立つ。引き受けてしまって、「そういえばこれは好きじゃない仕事だった」と思っていても、もう遅い。
改善
時間の使い方に「選択と集中」の考え方を取り入れよう。1日の作業を絞りこんだら(選択)、残りの作業を改善する(集中)といった具合だ。
「もっと効率よくできないか」「プロセスを変えるとどうなるのか」と、常に改善するつもりで取り組むことで、退屈なルーチンが楽しくなっていくかもしれない。