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Microsoftは5月20日(米国時間)、「.NET Foundation - WCF Client is Open Source」において、「WCF - Windows Communication Foundation Client Libraries」をオープンソース・ソフトウェアとして公開したと伝えた。このところ、Microsoftは.NETの主要ライブラリのオープンソース化に取り組んでおり、WCFの公開もそうした取り組みの1つとなる。
公開された実装はWindows Communication Foundationの.NETフレームワーク実装版のサブセットとなるもので、Windows 8.1 Storeアプリ向けに公開されているAPIと同じAPIが実装されている。.NET Coreアプリケーションの開発に利用できるほか、既存のWCFサービスとの通信などに利用できる。
WCFは.NET Core上で動作するため、.NET Coreが移植されたオペレーティングシステムであればWindows以外のオペレーティングシステムでも動作可能。.NET CoreはLinuxとMac OS Xでも動作するほか、FreeBSDへの移植が進められている。今後、さらに多くのオペレーティングシステムで.NET Coreが動作するようになると見られる。