ALBERTとスケールアウトは5月19日、両社が保有する分析、広告、CRMの各領域における技術を連係し、企業のデータマネジメントおよびデータドリブンマーケティングをトータルに支援する事業において業務提携することに合意したと発表した。
ALBERTは国内におけるプライベートDMPの黎明期から、独自開発の「smarticA!DMP(スマーティカディーエムピー)」を提供。同社のソリューションは、ビッグデータを活用した高度なCRMを実現したいと考える国内企業のニーズを網羅しており、蓄積されたビッグデータを自動解析するデータマイニングエンジンとオムニチャネルに対応したキャンペーンマネジメントシステムを搭載したプライベートDMPを、国内企業が導入しやすい形で独自開発して提供している。
スケールアウトは、精度の高いターゲティングや運用型広告に最適な「ScaleOutDSP」、さまざまなデータをベースにユーザに最適なコミュニケーションを実現する為の「DMP」を含む企業のデジタルマーケティングを支援する「ScaleOut AdPlatform」を展開。また、メディアへ最も収益の高い広告を自動配信するスマートフォンSSP「Ad Generation」や運用型広告に特化したトレーディングデスク事業も展開している。
今回の業務提携により、ALBERTの「smarticA!DMP」とスケールアウトのDSPおよびDMP、SSPを連係することで、CRMおよび広告のデータを統合的に蓄積し、自動的に分析したうえで、CRMと広告の双方におけるコミュニケーションを最適化するワンストップソリューションの提供が可能になる。さらにALBERTの持つ高度な分析力ならびに、スケールアウトの広告運用ノウハウを生かしたコンサルティングサービスも併せて提供する。