Google App Engine

Googleは5月18日(米国時間)、「Google Cloud Platform Blog: Pay Less, Compute Moore」において、Google Cloud Platformの料金を値下げすると発表した。値引率はコンフィグレーションごとに異なるが、最大で30%の値下げが実施されている。同社は、こうした価格の値下げは欧州圏およびアジア圏においても実施するとしている。

コンフィグレーションごとの値引き利率は以下のとおり。

  • Standard 20%
  • High Memory 15%
  • High CPU 5%
  • Small 15%
  • Micro 30%

同社は「Preemptible VM」という新しい仮想マシンも同時に発表。これは基本的には通常の仮想マシンと同じだが、リソースが使われていない時に処理を走らせることで価格の引き下げを狙ったもので、通常の仮想マシンと比較して70%ほど価格が抑えられている。また、競合するサービスと異なって価格が固定されているため、経費の予測が立てやすいことも利点として説明されている。

GoogleはGoogle Cloud Platformの価格を他のパブリッククラウドサービスの価格と比較し、多くのケースでGoogle Cloud Platformのほうが約40%安いと説明し、パブリッククラウドサービスの分野において重要なポジションであり続けているとアピールしている。