日本IBMは5月18日、オンプレミスのストレージ基盤を監視するSaaS形式のソリューション「IBM Spectrum Control Storage Insights」を発表した。同サービスは、IBMのクラウドサービス「Softlayer」を介して提供される。
同サービスは主に、「ストレージの監視・報告」「ストレージの再利用の分析」「ストレージの階層化の分析」「パフォーマンスの洞察」などが行える。同サービスの分析結果を活用することで、使用率の低いストレージを再利用することによりストレージの使用率を改善できるほか、データの配置を最適化することでストレージのコストを1GB当たり最大50%削減できるという。
また同社は今年2月に、インテリジェントなソフトウェアを組み合わせることでストレージの経済性を変革し、ストレージの非効率性を解決する新しいソフトウェア製品群「IBM Spectrum Storage」を発表している。
「IBM Spectrum Storage」は、「IBM Spectrum Accelerate」「IBM Spectrum Scale」「IBM Spectrum Virtualize」「IBM Spectrum Control」「IBM Spectrum Protect」「IBM Spectrum Archive」という6つの製品群で構成されている。