NTTドコモとNTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)は、ベンチャー企業とイノベーションを創出する「ドコモ・イノベーションビレッジ」において、ベンチャー企業と協業してサービスを開発する「Villageアライアンス-Season2-」の参加企業を6月30日まで募集する。
Villageアライアンスは、ドコモとベンチャー企業がそれぞれ保有するアセットを組み合わせ、協業する取り込み。2回目となる今回は、募集する協業のテーマをドコモの事業だけでなく、ほかのNTTグループ各社に拡大した。
以下の13の協業提案を募集する。
dマーケットで展開するサービスを活用した、新たなサービスの開発(ドコモ)
dブック(電子書籍サービス)を活用したサービスの連携(ドコモ)
ユーザのお買いものやお出かけを、スマートにするサービスの開発(ドコモ)
hitoeAPIを活用した新しいサービスの開発(ドコモ)
ホームデバイスを活用した、情報を届ける生活支援サービスの開発(ドコモ)
リモートモニタリングサービス及びリモートカメラ01を活用したサービスの連携(ドコモ)
訪日外国人向けトライアルサービス「docomoWi-Fiforvisitor」を軸としたサービスの連携(ドコモ)
従業員向けECサイト(BtoE)の構築・運営(ドコモ)
企画力やマーケティング力(ECノウハウ等)を活用した、新たな売り場の構築・運営(らでぃっしゅぼーや)
50代の『健康に関するお悩み』を解決するサービスの開発(ドコモ・ヘルスケア)
ソーシャルスケジューラー「つなガレ!」を活用したサービス/ビジネスの連携(フェリカネットワークス)
動画を活用した新たな思い出共有サービスの開発(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ)
趣味型コミュニティサービス「部活DO!」の会員向けコンテンツ提供(NTTぷらら)
ドコモが保有するAPIなど開発者向けの情報サイト「docomo Developer support」に掲載されているAPIはすべてのテーマで活用できる。APIの利用を前提として、SLAの強化、APIの個別カスタマイズも可能としている。
応募条件は、登記済みの法人であること、応募する提案内容を実現できる技術や体制を有することとしており、ドコモではミドルステージ以上のベンチャー企業を主な対象としている。
参加を検討する企業は、応募用紙と提案書をドコモ宛てにメールで送り、書類選考と担当者との面談を実施。晴れて採用されることが決まったら、共同でビジネスプランの策定を行う。サービス開始に向けて、実証実験やトライアルサービスも実施する予定だという。
今回の募集テーマの具体的内容をベンチャー企業やベンチャーキャピタルの方向けに説明するミートアップイベントを開催する。イベントは6月4日と6月16 日の2回開催する。
なお、Villageアライアンス-Season2-の具体的な協業内容、応募方法は「ドコモ・イノベーションビレッジ」で確認できる。今後、ミートアップイベントの詳細なども掲載される予定だという。