ヤフーは5月13日、ヤフオクの大幅リニューアルを実施し、iPhoneアプリの画面デザインを刷新したと発表した。Android版は、準備ができしだい公開するとしている。

新しくなったスマホアプリの画面

今回の刷新では、主にスマートフォンの小さな画面でも閲覧・操作しやすいように改良が図られた。トップ画面をタイムライン化し、最近チェックした商品やおすすめ商品が、これまでより大きく表示されるようになった。

また、横スワイプで人気カテゴリの新着商品を表示でき、「★」マークをタップして素早くウォッチリストへの登録が可能となった。さらに「保存された検索条件」の検索結果をタイムラインに加えるカスタマイズ機能も追加され、検索条件を切り替えながらの商品探しを簡略化した。

画面構成の変更以外では、2014年9月よりPC版で開始している「かんたん取引」機能をアプリでも実装した。かんたん取引は、出品者があらかじめ出品者情報や口座情報を登録しておくことで、落札者との取引を大幅に簡略化できるサービス。

かんたん取引がスマホからでも利用可能になった

従来の取引の仕組みでは、オークション終了後、出品者と落札者とが掲示板形式のツールで都度入力して連絡を取り合う必要があった。かんたん取引では、かんたん取引では、出品者・落札者ともに、落札後はメッセージを入力しなくても、ボタンをタップするだけで取引が完了。最短で、出品者は発送連絡の1回、落札者はお届け先情報連絡、支払い完了連絡、受取連絡の3回で取引が完了する。