博報堂は5月14日、中国・上海市に新会社「博報堂インターナショナルチャイナ(博報堂(上海)管理諮詢)」を設立し、2015年5月から営業を開始したと発表した。資本金は5000万円、設立時の従業員数は9人。中華圏での事業の拡大と域内統括機能の強化が目的とのこと。

同社は1980年、北京に中国初となる拠点を設置して以来、同エリアをグローバル・ビジネスの最重要地域の一つとして位置付け、クライアント企業に対して各種のソリューションを提供してきた。

新会社ではクリエイティブやマーケティング、プロモーションなどのプロフェッショナル人材を配置してエリア全体の現業業務のサポートを強化し、中華圏の事業拡大を図る。また、管理部門業務を集約し、シェアド・サービスを提供すると共にアドミニストレーション業務を高度化・効率化していくとしている。