村田製作所は5月14日、世界で初めて表面実装型のMEMS角加速度センサを開発したと発表した。
同センサは加速度センサ、ジャイロセンサをはじめとする慣性センサの設計技術と、MEMSプロセス技術を融合することで実現したもので、世界最小サイズとなる5.2×2.5mm typ. ×0.8mm max.を達成した。また、1kHz以上の検知周波数帯域を保有し、加速度換算ノイズ実効値は1rad/s2rms以下となった。
なお、この表面実装型MEMS角加速度センサについては現在、国内外で10件以上の特許を申請中だという。