コクヨS&Tは5月13日、紙のノートに書いた内容をデータ化できるデジタル・ノート「CamiApp S(キャミアップ エス)」のサービスとして、法人向けの「CamiApp S Windows PC連携ソリューション」を発表した。
CamiApp Sは、専用ペンで紙のノートに文字や図表を書きノートの所定の場所にチェックを入れると、手書きの内容をデータ化してクラウドへアップロードできるノートであり、2014年9月に発売した製品。
新サービスは「手書きデータをWindows PC経由で業務システムへ直接転送したい」との声に応える形で、「CamiApp S Windows PCソフトウェア開発キット(SDK))」のサンプル提供を開始するもの。
同SDKの利用により、CamiApp Sにつながるアプリケーション開発が簡易になるという。また同ソリューションではCamiApp SからWindows PCへのデータ転送は、従来の無線(Bluetooth)に加えて有線(USB)も利用できるとのことだ。データ化については、答案用紙や営業日報などのオリジナル紙帳票の新規作成や既存帳票の読み取りにも対応する。
ペンで紙に書いた情報を単なる画像で取り込むことに加えて、書いた軌跡の表示や書かれた文字情報(文字認識機能)を使って、業務システムとの機能的な連携が可能になるとしている。